熟年離婚で人生が逆転した60代女性|モラハラ夫に支配された38年と『自由』を手に入れるまで

38年の結婚後離婚を決断した妻 離婚体験談

「誰のおかげで飯が食えると思っているんだ」

その言葉に、長い年月、心を縛られ続けてきました。
38年間、専業主婦として家庭を支えてきた女性・美佐代。
彼女が熟年離婚を決意したとき、周囲はこう言いました。

「今さら無理だ」「一人で生きていけるはずがない」

しかし――
人生を失ったのは彼女ではなく、妻を見下し続けた夫の方だったのです。

これは、モラハラ夫との結婚生活を終え、60代から自分の人生を取り戻した女性の実話です。


「妻」ではなく「家政婦」として生きた38年

私の名前は美佐代
当時59歳、38年間、専業主婦として家庭を守ってきました。

けれど、その実態は「守る」というより、夫・雄一に従い、耐え続ける日々でした。

雄一は外では元大手企業の管理職。
家庭では、常に自分が上でなければ気が済まない人でした。

生活費は最低限。
毎月のレシートは1円単位でチェックされ、少しでも気に入らなければ、長時間の説教。

節約が目的ではありません。
私を見下すことで、優越感に浸るためでした。


尊厳を奪われる日常

美容院に行けるのは半年に一度、千円カット。
新しい服は何年も買えません。

ある日、友人の結婚祝いに、
独身時代の貯金で買ったハンカチを見つけた雄一は、それを目の前でハサミで切り裂きました。

「これがお前の立場だ」

布切れを拾い集めながら、私の尊厳も同時に切り刻まれていくのを感じていました。


定年後、支配は加速する

雄一が定年退職してから、生活は一変しました。
一日中、家にいる夫。

それは、監視付きの牢獄でした。

食事の要求はエスカレートし、少しでも気に入らなければ怒鳴られる。

39度の高熱で寝込んだとき、雄一が私に向けたのは心配ではなく、怒りと苛立ちでした。

その夜、私は悟りました。

「この人は、私が死んでも困らない」


娘の言葉が、決断を後押しした

数日後、娘の真由が実家を訪れました。

やつれた私と、相変わらずふんぞり返る父親を見て、彼女は静かに、しかしはっきり言いました。

「お母さん、もう十分だよ。自分の人生を生きて」

『子どものために我慢する』
そう思い込んでいた私の心が、ようやくほどけた瞬間でした。


離婚を告げた日

昼時、いつものように「飯はまだか」と怒鳴る雄一の前に、私は一枚の紙を置きました。

離婚届です。

雄一は笑いました。

「お前みたいな無能が、社会で生きていけるわけがない」

それでも私は答えました。

「のたれ死んでも構いません。でも、自由が欲しいんです」


離婚後の現実と、不安

キャリーケース一つで家を出ました。
不安がなかったわけではありません。

でも、駅のホームで食べた100円の菓子パンは、今までで一番おいしく感じました。

それは、自由の味でした。


「専業主婦の38年」は無力ではなかった

60歳近く、職歴なし。
仕事探しは簡単ではありません。

ようやく見つかったのは、スーパーの惣菜コーナーのパート。

厳しい現場でしたが、私の作った煮物が、ある日、売り場で評判になります。

「懐かしくて、ほっとする味」

その言葉が、私の人生を動かしました。


抑え込まれていただけの才能

家庭では否定され続けた料理。
社会では、それが“価値”になりました。

商品はヒットし、私は起業することになります。

パート主婦から、年商数千万円の経営者へ。

これは奇跡ではありません。
能力がなかったのではなく、認められなかっただけなのです。


元夫・雄一との再会

成功後、イベント会場に現れた雄一。
彼は言いました。

「お前の成功は、俺が育てたおかげだ」

その瞬間、確信しました。
この人は、最後まで変わらない。

「私は、もうあなたの人生を生きません」

そう告げたとき、私の心は驚くほど穏やかでした。


離婚は終わりではない

熟年離婚は怖いものです。
経済的不安、孤独、世間体。

けれど、不幸な関係を続けることこそが、人生を静かに壊していきます。


まとめ|今、モラハラ夫の悩んでいるあなたへ

もし今、

・言葉で傷つけられている
・自分には価値がないと思わされている
・「もう遅い」と諦めかけている

そんな状態なら、知ってください。

人生は、何歳からでもやり直せます。

一歩踏み出した先には、
あなた自身の人生が待っています。

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